やるべきことは、100分の1になる!
コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー……
生み出す変化で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術
「脳科学×マッキンゼー×ヤフー」
トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法
〈圧倒的に生産性の高い人〉に共通する問題設定&解決法
「イシュー」とは、
「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、
そのほとんどが、
「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、
本当に世の中に変化を興したいなら、
この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。
●はじめに 優れた知的生産に共通すること
●序章 この本の考え方―脱「犬の道」
●第1章 イシュードリブン―「解く」前に「見極める」
●第2章 仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
●第3章 仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする
●第4章 アウトプットドリブン―実際の分析を進める
●第5章 メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめる
●おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう
安宅和人
1968年富山県生まれ。東京大学大学院生物化学専攻にて修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。4年半の勤務後、イェール大学・脳神経科学プログラムに入学。平均7年弱かかるところ3年9カ月で学位取得(Ph.D.)。2001年末、マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーの1人として、飲料・小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド建て直し、商品・事業開発に関わる。また、東京事務所における新人教育のメンバーとして「問題解決」「分析」「チャートライティング」などのトレーニングを担当。2008年よりヤフー株式会社に移り、COO室室長として幅広い経営課題・提携案件の推進などに関わる。
A5変形 並製 248ページ